『猫はねずみを捕える』
よくいわれることだが、猫は本当にねずみを狩るのか。

やはり狩る。
うちの娘が3匹めを持ってきた。

俺のもとに、生殺しの状態で。

猫は狩った獲物を飼い主に見せに来る。
今回は生殺しのねずみを。

お願い、それやめて。せめてとどめ刺してから持ってきて。
しかもそれを咥えて嫁の方に行くのやめて。
嫁半泣き絶叫。

それを始末すんのは俺。

種類はハツカネズミと思われる。体調は5〜6cm程度、シッポは細くて長い。
かぁいいよ、そばで見ると。
ねずみだけどな!
こないだ流しの下の収納で小麦粉の袋食い破られて大騒ぎだった。
やはり放置はまかりならん。

凜はアドレナリン(?)大放出で興奮しまくり。
ちょうど廊下に出たとこで戸を閉めて、ねずみを片付けるのは俺。
幸い動きはない。意識不明の重体か、はたまた死んだか。
ティッシュ3枚を二つに折り、ちっこいねずみをつかんで包み、ポリ袋にポイ。
口をギュッと縛って作業終了。
嫁、半泣き。
バキヤロー、断末魔を見せられた俺の方が泣きてえわ。
のたうち回る、ちっこいねずみ。同情はしねえけど少しだけ感情移入。
おっきい猫に捕まって、噛まれて転がされて、最期はティッシュを死に装束にゴミ箱にポイ。
切ない……怖くて痛かっただろうな……なぶり殺しだもんな。

だが、ねずみはねずみだ。
ねずみを狩る猫は、良い猫だ。

でも生殺しのお土産はやめて。いくら俺が図太くても、そんな画は出来れば見たくねえので。

話だけだと活きのいい若猫のようだが、凜は人間換算で俺と同じだから。
還暦近いばーさんだから。
猫界のばーさん無敵だなおい!
レディが13の頃は遊びすら面倒くさがってたぞ。
性格、ここまで違うんだな、猫。



そんなこんなで酒気吹っ飛んだ。
ほんと、笑えるほど毎回『おやつをもらえる場所』まで運んでくる。
ただし、やんわり引き離そうとしたら、咥えて嫁の方に行っちまったけど。
おもちゃを取り上げられると思ったんかな。

それおもちゃじゃねえから。本物のねずみだから。



おやつをやったら食いついたが、やはり興奮冷めやらぬのか、少し残して廊下や室内をうろついてた。
あんな猛烈にすばしっこいのをよく捕獲するよな。すげーわ。
俺より役に立つ猫か。
くそ、俺も何かせねば!




……と、書いたところでアレなんだが。
実は、ここの更新は本日で最後なのだ。
一身上の都合にて、潜水艦のごとく沈むことになった。
こんな雑文に今までつき合って下さったご奇特な諸兄諸姉には本当に申し訳ない。

新しい船がランキングに姿を現すことはないと思うし、ハンドルも変えるんで、今後またお目にかかる可能性はあんましないだろうな。
それでももし再会したら、またヨロシク。

ここのランキングも、しばらくしたら外すんで。



9か月ものご愛顧ありがとうございました。
これにて暇を頂戴いたしまする。

内記


最後がグロネタですまんかったww





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